感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shin_ash
4
上巻に続いて読んでみた。いつも通り読んで理解したとは言い難い状況ではあるが、元の動機は4章にある様な定性理論が知りたかったのだろう。時間を無限大にした解の状況は相平面と名のつく空間の挙動になる。そこから多少は馴染みのあるロトカ・ヴォルテラモデルやSIRモデルを例に解説される。続く5章もフーリエ変換の解説と典型的な2回微分方程式を3つ(拡散と波動とラプラスは保存量か?)を上げて解説する。最後は線形代数(無限次元も扱うのでヒルベルト空間)との関係で締めくくる。理解できてないが多少は行間が埋まった気がする。2025/06/15