出版社内容情報
物理学者、南部陽一郎(ノーベル賞受賞)から、1960年代生まれの数学者・物理学者、約 50 名による書き下ろし。
内容説明
本書では、1921年生まれの物理学者、南部陽一郎(2008年ノーベル賞受賞)から1960年代生まれの数学者、物理学者まで約50人に執筆を依頼し、数理物理に関して、自らが切り拓いてきた研究について、そのテーマへの思いを含めて語ってもらうことを目指した。扱われるトピックスは超弦理論、量子情報理論、統計力学、一般相対論、作用素環、結び目理論など多岐にわたり、数理物理の全体像を概観するのにも好適である。これから研究への道を歩もうとする方にも薦められる、示唆に富んだ1冊である。
目次
私の青春時代(南部陽一郎)
量子数理物理学の研究(新井朝雄)
作用素環と数理物理学(荒木不二洋)
波動方程式に対する散乱問題(井川満)
シュレーディンガー方程式の3体問題(磯崎洋)
Seiberg‐Witten理論とインスタントン(伊藤克司)
von Neumann代数における条件付き期待値(梅垣壽春)
ALE空間(江口徹)
統計力学のファインマン・ダイアグラム法(江沢洋)
私のRandom Works(大久保進)〔ほか〕
著者等紹介
荒木不二洋[アラキフジヒロ]
京都大学名誉教授
江口徹[エグチトオル]
立教大学教授、東京大学名誉教授、京都大学名誉教授
大矢雅則[オオヤマサノリ]
東京理科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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