感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
123456789wanko
7
日本語での数少ない宇宙生物学の入門書。宇宙の誕生からはじまり、恒星、惑星の誕生から、生命の誕生、そして地球外知的生命体に至るまでを網羅したまさに入門書に相応しい内容。日進月歩の分野だけに、10年に一度は改訂版が出てほしい。2016/09/10
mat2
1
これは面白い!専門書なのに数式がほとんど出てこなく一気読みできる。 第三部で地球外知的生命について考察。銀河系内だけで4000もの知的生命体を宿す惑星が存在すると仮定すると、その惑星間の平均距離は1700光年。光速の20%で星間移動できる乗り物があったとしても(相対性理論での時間の遅れはせいぜい2%程度なので無視できるとして)地球に来るまで8500年かかるとすれば、人類と同じような構造の動物の場合はスペースコロニーごと(居住空間まるまる)来ないと来れないはず。来れるとするとロボットだけですね。(つづく↓)2023/05/04