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内容説明
遠い国々の、はるか昔の、忘れ去られた本の数々を読むうちに、歴史の深い闇の中から、いくつもの眼がわずかな光彩を放って、見つめているような感覚におそわれる。それを書いた人々は、何を伝えたかったのか、何を語れなかったのか…。本書の主人公は、遠い昔、多かれ少なかれ自分の思想のために、ヨーロッパの国々を流れ歩かなければならなかった、みすぼらしいインテリ達である。
目次
第1章 ヴァニーニという噂
第2章 夢の南大陸あるいは自殺大陸
第3章 凶悪の書という幻の光