丸善ブックス<br> フィッツジェラルド―愛と彷徨の青春

丸善ブックス
フィッツジェラルド―愛と彷徨の青春

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621060247
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0390

内容説明

『楽園のこちらがわ』『華麗なるギャツビー』あるいは『雨の朝、パリに死す』などの作品によって、狂乱の20年代の旗手、ジャズ・エイジの桂冠詩人、あるいは燃え上がるアメリカ青年の王者と称せられ、みずからもその役割を認じつつ、消費文化社会を短くも華麗に走り抜けた作家・フランシス・スコット・フィッツジェラルド。世間の虚像と作家的内面性の軋轢で、あたら浪費された才能。そして妻の精神異常の顕在化、文学の第一線からの急速な失墜と傷ましい最期…本書は彼の波乱にとんだ生涯と作品について、ドラマティックに描いてゆく。

目次

第1章 愛しき人よ
第2章 丘の上の少年
第3章 プレリュード
第4章 新しい時のなかで
第5章 信じるところへ
第6章 舞台の上と机の上とスポットライトの下で
第7章 捨てる夢のかわり―流れた時から戻りついた朝
第8章 男と男、友と友
第9章 忘れないわ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けつねうろん

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20世紀初頭の米国の作家、フィッツジェラルドの評伝。NHK「映像の世紀」でこの作家が取り上げられていたので、興味を持って読んだ。普通は作品を先に読むのだろうが、ここから入ったのは偶然図書館の書架で目に入ったから。「映像の世紀」では大恐慌という時代の荒波に翻弄される流行作家的な評価をされていて個性が見えなかったが、こちらはひたすら個人的なエピソードが書き連ねられており、迷いの中で自分をつかみ取っていく青年の姿が印象的だった。2024/10/05

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