出版社内容情報
システム障害が起きた時、読者が解決の糸口となる本質をつかめるよう、さまざまな側面から、ソフトウェアの問題を考察する。
内容説明
スマホから自動車、TVから銀行ATMまで、便利で快適な生活を、陰で支えるソフトウェア。障害が起こると安全で安心な社会に支障をきたします。ソフトウェアの不具合がもたらすリスクを低減しなければなりません。そのような研究を、欧米では、超国家的規模で戦略的に推進しています。ソフトウェアを支配する複雑さの本質を知ることが、21世紀のイノベーションを支えるテクノサイエンスの鍵なのです。本書は、ソフトウェアの真の姿を知るのに必要な事柄、リテラシーを紹介します。
目次
第1章 社会の基盤をなすソフトウェア
第2章 頻発するソフトウェア障害
第3章 科学的な方法への期待
第4章 ソフトウェアの科学と技術
第5章 ソフトウェア開発の周辺
第6章 つながる世界のソフトウェア
著者等紹介
中島震[ナカジマシン]
国立情報学研究所・教授。1979年東京大学理学部卒業。1981年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。学術博士(東京大学)。2004年より現職。2005年より総合研究大学院大学複合科学研究科教授を併任。専門は、ソフトウェア工学、形式手法、モデリング
みわよしこ[ミワヨシコ]
フリーランス・ライター。科学・技術・社会問題の諸分野を幅広くカバーする。東京理科大学大学院修士課程(物理学)修了。筑波大学大学院博士後期課程(電子・物理工学)単位取得退学。ICTエンジニア・半導体分野の企業研究者などを経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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