内容説明
「諸悪の根源は肥満にあり」、肥満がベースになって発症する病気が生活習慣病です。そこから「生活習慣病」イコール糖尿病、高血圧、高脂血症、痛風などと短絡しがちですが、実は癌も立派な生活習慣病なのです。近年、糖尿病と癌の関係なども明らかになりつつあります。本書では筆者が直接携わった症例を掲げながら、いかにして生活習慣病を克服できるのかを具体的に解説してゆきます。
目次
1章 自己診断シート
2章 太るとなぜ悪いのか―肥満と肥満症
3章 糖尿病
4章 脂肪肝
5章 痛風、高尿酸血症
6章 高脂血症
7章 高血圧
8章 胃潰瘍と胃癌
9章 大腸癌
10章 肺癌
11章 前立腺癌
12章 骨粗鬆症
著者等紹介
田上幹樹[タガミモトキ]
1945年埼玉県川越市生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、同大学第三内科入局。医学博士。現在、東京都教職員互助会三楽病院副院長。専門は糖尿病、高血圧。二十年以上にわたり、糖尿病および高血圧の臨床治療の第一線で活躍、一流英文誌に多くの論文発表がある
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