内容説明
バランスよく作られたベジタリアンフードは、健康を維持し、さまざまな病気を防ぐのに有効だ。本書は、医学的・栄養学的見地からベジタリアンフードを紹介する。
目次
第1章 今、なぜベジタリアンなのか
第2章 健康の維持増進とベジタリアンフード
第3章 ベジタリアンフードの栄養素
第4章 植物性食品とファイトケミカル
第5章 アメリカの三つのベジタリアニズム
第6章 日本人とベジタリアンフード
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mochi
5
今ほどオーガニックやビーガンが知られていない20年近く前?に出版された本。一度ビーガン になりかけて、栄養バランスが崩れて体調がおかしくなったので、まさにこんな本を探していた。ベジタリアンの健康学というタイトルだが、栄養学について詳しく書かれているし、ベジタリアンの様々な主義や考え方にも触れられていてとても良いと思う。必須アミノ酸や飽和脂肪酸などの専門用語を使って説明がなされているので、料理をする時は傍らに置いて読み返したい。2020/07/30
Votoms
2
思うところあって再読。特にベジタリアンの健康上のメリット、実践に当たって気をつけるべき事などが紹介されている。食材の食べ合わせのやり方や、ビーガンであればとるべきサプリメント(特にビタミンB12)に関しても必要な情報が載っている。また、巷にあふれるベジタリアンに関する栄養上の誤解や風説(例えばビーガンにはビタミンB12欠乏症の人が多いといったもの)についても、注意を促している。新書としてはかなりの良書だと思う。2017/07/07
ジュリ
2
多品種をバランスよく食べる。ベジタリアンでも栄養に気をつけて食事を考えれば、健康に問題はありません。 もっと鉄分と亜鉛摂取に気をつけないと。2014/08/11