内容説明
分子生物学における研究・技術の進展にともなって、遺伝子診断・遺伝子治療の是非、DNA鑑定の信頼性、遺伝子組換え食品の安全性などが問題となり、マスコミなどにも大きく取り上げられるようになった。このような遺伝子にまつわる社会問題をどうとらえ、解決してゆけばよいのか。本書では、これらの問題を体系的に把握した上で、法律的にはどう解決できるのかを、現役判事が平明に説いてゆく。
目次
第1章 遺伝子の基礎知識
第2章 医療分野への影響
第3章 遺伝子組換え技術の安全性
第4章 個人情報の保護
第5章 DNA鑑定
第6章 社会常識の動揺
第7章 社会的調和の考え方
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