内容説明
超人的な技巧のため六本指だと信じられていたリスト、眠っている間も次々と楽想が頭に浮び、枕カバーやシーツに書き付けたヨハン・シュトラウス、ピアノを弾くリストの前で堂々と居眠りをしたブラームス、「悪臭を放つ種類の音楽」と酷評されたチャイコフスキー…。天才と謳われ、理想化して語られることの多い大作曲家たちだが、本書では正確な資料を踏まえた上で、彼らをめぐる時代背景と、素顔を捉えたエピソードを綴り、その真の人物像に迫ってゆく。
目次
フランツ・リスト
リヒャルト・ワーグナー
セザール・フランク
ベドルジフ・スメタナ
アントン・ブルックナー
ヨハン・シュトラウス2世
ヨハネス・ブラームス
カミーユ・サン・サーンス
ジョルジュ・ビゼー
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
ロシア国民楽派五人組
アントニーン・ドヴォルザーク
エドヴァルド・グリーグ
クロード・ドビュッシー
ベーラ・バルトーク
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