内容説明
類人猿の生活には、道具の製作と使用、コミュニケーションの能力など、ヒトだけが固有に持っていると考えられてきた様々な特徴や文化の萠芽が見られる。すでに4半世紀余、アフリカや東南アジアでチンパンジーとオランウータンの行動を追った著者は、彼らのシロアリ釣り、ボール遊び、共食いなどの観察を記録しながら、その社会構造を浮き彫にする。
目次
第1章 大型類人猿の世界
第2章 野生チンパンジーの社会生活
第3章 野生オランウータンの社会生活
第4章 類人猿の社会進化
第5章 エピローグ―類人猿の保護のために
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