内容説明
本書は、設計再利用のバイブルとも言われ、システムLSI設計に不可欠なIP再利用に関するガイドラインを体系的にまとめた業界初の実践マニュアルとしてきわめて評価の高い「Reuse Methodology Manual,2nd edition」を邦訳したものです。全設計工程に渡ってIP開発と利用の両面から重要項目を解りやすく解説してあり、本書1冊で設計資産再利用の全体像が概観できます。
目次
第1章 イントロダクション
第2章 SoC設計プロセス
第3章 システムレベル設計に関する問題:ルールとツール
第4章 マクロ設計のプロセス
第5章 RTLコーディング・ガイドライン
第6章 マクロ合成ガイドライン
第7章 マクロの検証に対するガイドライン
第8章 ハードマクロの開発
第9章 マクロの公開:再利用のためのパッケージ
第10章 再利用可能なマクロを用いたシステム
第11章 システムレベル検証について
第12章 データとプロジェクトの管理
第13章 再利用設計プロセスの実践
著者等紹介
キーティング,マイケル[Keating,Michael]
スタンフォード大学で電気工学学士ならびに修士号を取得後、現在に至るまでに15年以上に及ぶASIC(Application Specific Integrated Circuit)及びシステムの設計の経験を有しており、現在は、Synopsys,Inc.本社(米国カリフォルニア州マウンテンビュー市)にて、デザインリユース・グループのエンジニアリング担当副社長を務めている
ブリコウ,ピエール[Bricaud,Pierre]
ASICおよびシステム設計の分野において25年以上に及ぶ経験を有しており、現在は、Mentor Graphics CorporationのIPファクトリー(フランス、ソフィア アンティポリス市)にて、R&Dセンターのディレクターを務めている
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