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内容説明
本書は、計量情報学(広く計量書誌学と計量言語学を含むものと考える)の最も基本的な対象である、著者とその執筆論文数、雑誌とそこに掲載される特定主題分野の論文数、あるいは、単語とその出現頻度などの、いわゆる頻度データに対する計量的研究を巡る論考である。これまできちんと議論されてこなかったLotkaの法則等を巡る諸問題の再検討は、計量言語学、計量書誌学に関心をもつ人々にとって、興味深い話題であろう。
目次
計量情報学の基本問題
壷のモデルとLotka型データ
統計量の標本量依存性
解釈を巡る考察
標本量に依存しない尺度の利用
動的分析(成長率とランダム・サブサンプリング;二項補間・補外;LNREモデル)
おわりに