出版社内容情報
《内容》 家庭で高齢者を介護する人のためのガイドブック。介護の具体的な方法、精神的な問題、接し方、罹りやすい病気、皮膚の状態、起こりやすい事故、食事、排泄、入浴、運動の仕方、リハビリなどを分かりやすく解説。
内容説明
本書は、家族に高齢者を抱えて、いろいろな悩みが始まったときの指針となることを目指しています。脳梗塞や癌などの病気で入院し、退院の日が近づいて自宅での療養生活をどうしてよいかわからないような時、病院と家庭の間で行き来せざるを得ない年老いた家族を抱えて、介護の仕方に悩んでいる時にきっと役に立つものです。家庭での介護の具体的な方法、病気の進行を止めるための予防法、リハビリテーションの方法、病気の変化の見つけ方、病気の進行への対処の仕方を予防医学、治療医学、リハビリテーション医学から述べています。また、最新充実してきたいろいろな施設の利用方やサービスの受け方についてのヒントとなるよう、医療や福祉の公共的活動を利用者側の視点から説明し、高齢者を家族の一員として抱えることの大変さを理解し、将来に希望がもてるようになるために、高齢者介護の精神的バックボーン・理念についても述べています。
目次
高齢者の病気と健康
ボケ、精神的問題
安静は害
高齢社会におけるリハビリテーションの目指すもの
安静から運動へ
ベッド上の介護―介助が必要なとき
ベッドから車いすまで
食べる
排泄の問題
清潔・清拭・入浴・身だしなみ〔ほか〕