内容説明
分析化学は縁の下の力持ちで、きわめて地味な学問と思われてきました。しかし、いま大きな問題となっている環境問題も分析化学によって新しい地平が開かれたように、その果たす責任は重大です。本書は15名の若い研究者が、分析化学の魅力を、熱いメッセージを込めて書き下ろしました。
目次
知ることとはかること
ダイオキシンをどうはかる
無酸素な世界を探る
環境中でのフミン物質(腐植物質)の働きを探る
海水中の微量元素をはかる
電気と分析―10円玉の分析から“地球の気候変動”の解明まで
イオンセンサー―錬金術から科学技術へ
膜をはかる―人工膜から生体膜まで
光から音が生まれる―光音響分光法の原理と応用
光電子を使って表面をはかる〔ほか〕
感想・レビュー
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