出版社内容情報
《内容》 免疫の基礎となるシステムを,分子のレベルから理解することにより,アレルギー・癌・自己免疫疾患・免疫不全症(エイズなど)・移植の拒絶などがどのようなしくみで生じるのかを考え,さらに,それらを克服する薬の開発の展望を示す.
内容説明
本書は、免疫システムがどのようにはたらいているのか、自己と非自己をどのように認識しているのか、免疫をつかさどる細胞はどのようにして信号を伝達しているのか、など免疫の基礎となるシステムを、分子のレベルから理解することにより、アレルギー、癌・自己免疫疾患・免疫不全症(エイズなど)・移植の拒絶などがどのようなしくみで生じるのかを考え、さらに、それらを克服する薬の開発の展望を示す。
目次
序論
抗体
抗原抗体反応
補体
免疫を担う細胞と分化
リンパ球の抗原認識分子
主要組織適合性抗原複合体
T,B細胞の活性化機構
免疫応答の制御
細胞性免疫
炎症と接着分子・サイトカイン
免疫調節薬
免疫と疾病(アレルギー疾患と腫瘍免疫;自己免疫と免疫不全)