内容説明
科学に携わる人が英語で論文や手紙などを書くときに注意すべき事項を、なるべく具体的に詳しく解説。前編にひき続き、本書ではグラフの書き方、文献の引用や転載許可の取り方、投稿の仕方や校正記号など、論文の仕上げ段階でのコツを伝授。日本人の間違いがちな英語表現も満載された読んで楽しい英語エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アドソ
9
タイトルの通り続編。章立ても連番になっている。絶版状態だが、普遍的なノウハウの詰まったいい本だと思う(手書き原稿を秘書がタイピングする、など昭和文化も垣間見られるが)。30年前「英語なんてできなくてもそのうち自動翻訳機ができるよ」と嘯く人を蔑んでいたが、本当にその時代がきた。では、自力で英語が読み書きできる能力は不要になってしまったのだろうか。とはいえ現実にはAI添削のお世話になりっぱなし、海外作品はいつも翻訳で読んでいる自分はもはや「英語なんてできなくても」側の人間だなあ。2025/10/24
Steppenwolf
1
実は英語好きである私は,本書の著者故・井口道生さんの文章を気に入っていてこの手の本をしっかり買い,しっかり読んだ。本書の場合読了日を記録していないので正確にはわからないがおそらく前の職場にいるときで読んだのだろう。参考文献のリストで買うべき本をチェックし,実際に現在も所有している。今では英語を事実上必要としていない上,しかも本を買いすぎて置き場にも困っているのに。




