内容説明
今日数値格子生成は、あらゆる幾何学的領域で、偏微分方程式の数値解を得るための共通手段となっています。差分法を用いることにより威力を発揮すると同時に、格子分割はそのまま有限要素法の要素としても使用可能で、数値流体力学はもとより、計算力学や計算物理学等にとっても必須の方法です。ところが、これまでは基礎的内容を詳しく解説した書籍はありませんでした。本書はそのような中で、格子生成法の基礎から応用技法までを詳説した唯一・待望の訳書です。
目次
1 はじめに
2 境界適合法
3 変換式
4 数値計算
5 打切り誤差
6 楕円型格子生成
7 放物型および双曲型生成系
8 代数的生成系
9 直交系
10 等角写像
11 解適合格子