出版社内容情報
《内容》 分子生物学ではデータを出す技術いかんにより，結果に雲泥の差が生まれる．本書は，世界の第一線で優れた成果を発表している研究室が細かいテクニックを含めて方法を公開したものであり，植物学研究に必須のマニュアルである．
内容説明
本書は、特に植物遺伝子研究の中心となっている遺伝子発現制御の解析法と、ユニークな実験材料として注目を集めているシロイヌナズナを用いた遺伝子機能の解析法に的を絞った。これからの植物学研究に必須のマニュアルである。
目次
１ 序論（ＤＮＡ上の転写調節領域〈シスＤＮＡエレメント〉；転写制御因子〈トランス作用因子〉；植物転写因子研究における問題点と今後の展望）
２ ｃＤＮＡと遺伝子のクローニング
３ 植物細胞への遺伝子導入法
４ Ｉｎ ｖｉｖｏ遺伝子発現系を用いた解析法
５ 転写制御タンパク質因子の同定
６ 転写制御タンパク質因子のｃＤＮＡクローニング法
７ シロイヌナズナの遺伝学的研究法
８ トランスジェニック・シロイヌナズナ
９ ＲＦＬＰマッピングとクロモソームウォーキング
