内容説明
本書は、世界的にも珍しいトルコ民家の生活形態を日本人建築家の眼を通してみた記録である。
目次
1 トルコ的発想
2 トルコの都市
3 季節移住生活
4 民家の中のイスラム教
5 小宇宙としての部屋
6 連結の空間―ソファ
7 平面の時間変遷
8 生活(日常―非日常)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
255
トルコの建築物というと、イスタンブールにあるブルーモスクをはじめとした壮麗なモスク群を思うが、民家建築も独特の味わいがある。一見したところでは派手さはないものの、細部の装飾や天井や居室にも独特の意匠が凝らされている。そうした民家建築は、世界遺産の街サフランボルに最も多く残るようだ。また、国土も広く、地形的にも様々な要素を持つトルコゆえ、地方色にも富んでいそうだ。2023/08/15
k_
1
トルコの古民家と生活洋式。失われるもの。生活が具現化された家。遊牧民としての。写真も多め。2011/10/12