出版社内容情報
窮鼠と化した共和国を受け継ぐ28歳・ラストエンペラーの全貌を
“平壌特派員”との異名を取る韓国・中央日報記者が全力取材。
韓国でいま話題の書を緊急出版です!
★流出した金正恩の「砲撃」文書
★謎の死を遂げた組織指導部第1副部長
★正恩が兄・金正男を急襲した「ウアム閣襲撃事件」
★「正恩の後見人VS.軍の実力者」の行方
★金正日の「Xデー」を予測していた米国大使館
★金正恩の私的組織「烽火組」の正体 ほか
内容説明
社会主義国家で前代未聞の「3代世襲」。弱冠28歳で後継者に抜擢された三男は、自らの権威付けのためには他国への砲撃も辞さず、己の権力を確立するためには長兄にさえ牙を剥く、“怪物王子”なのだろうか。
目次
1 牙を剥いた北朝鮮
2 ベールを脱いだ後継者
3 前奏曲―2人の兄はなぜ脱落したのか
4 倒れた金正日、立ち上がった金正恩
5 ついに打ち上げられた後継者決定の祝砲
6 権力闘争始まる
7 後継者ムード作りに励む共和国
8 後継者デビューの合図となった中国訪問
9 後継者の誕生、そして老いゆく金正日
10 玉座に立ちはだかる壁
著者等紹介
李永鐘[イヨンジョン]
韓国全国紙「中央日報」編集局政治部次長。1993年から1995年まで同国の通信社「内外通信」に所属していた時期も含め、約20年間一貫して北朝鮮問題担当記者として活動してきたキャリアから「平壌特派員」の異名を取る。これまでの北朝鮮訪問歴は約50回を数える。過去に中央日報統一文化研究所研究員、米国ウッドロー・ウィルソン国際学術センター招聘研究員を務めていたこともある。1966年生まれ
金香清[キムヒャンチョン]
国際ニュース誌「クーリエ・ジャポン」(講談社)編集者。朝鮮半島担当として日々、南北朝鮮の動向を追い続けている。朝鮮学校にて朝鮮語を学び、平壌へは6ヵ月間の滞在を含めて3度訪れている。在日コリアン3世。1977年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ともあきほ
Sumiyuki