透過電子顕微鏡生物試料作製ハンドブック

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透過電子顕微鏡生物試料作製ハンドブック

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  • サイズ B5判/ページ数 336p/高さ 27X20cm
  • 商品コード 9784621034668
  • NDC分類 460.72
  • Cコード C3045

出版社内容情報

《内容》 生物試料を透過電子顕微鏡で観察するには,目的や材料の種類によって多くの方法がある.本書は,試料作製の基礎事項をまとめ,試料毎に特有の方法を示し,実験の始めから,終りまで,座右に置き参照できるハンドブック.

内容説明

生物試料を透過電子顕微鏡で観察するには、目的や材料の種類によってきわめて多くの方法がある。本書は電子顕微鏡では定評のあるM.A.Hayatが、数多くの文献から、試料作製の基本をまとめたものである。試薬の取扱い、試料の固定、洗浄、脱水、包埋、薄切、染色、支持膜など、要領よく記述してある。また試料毎に特有の方法も示してある。

目次

化学固定(試薬の危険性、注意および安全取扱い;固定液;緩衝液の調整;組織塊の作製;固定;マイクロウェーブによる固定;2重固定によって起こる人工的電子密度の高い顆粒)
洗浄、脱水、包埋(固定、洗浄、脱水、包埋の標準的方法;進行的脱水と包埋;試料作製中の化学的危険を少なくする方法;低温の浸透と包埋;脂質保存のための不完全脱水;水に不混合な包埋樹脂;水と混合可能な包埋剤;混合樹脂包埋;包埋)
薄切法(ガラスナイフの検査;ダイヤモンドナイフ;グリッド;試料ブロックのトリミング;水受けの準備;試料ブロックとナイフの取付け;切片の切り方;薄切中に出現する欠陥;連続切片法;特別な方法;準超薄切片法;凍結固定と凍結超薄切片法)
ポジティブ染色(染色;脂肪と保存と染色;多重染色;酢酸ウラニルとクエン酸鉛による切片の2重染色;多重―グリッド染色;切片から結合オスミウムを除去;高電圧電子顕微鏡のための染色;人工的な染色産物を最小限にする予防策;切片から人工的な染色産物を除去;染色前に準超薄切片からエポキシ樹脂を除去;準超薄切片の染色法)
ネガティブ染色(ネガティブ染色用染色剤;支持膜の親水処理;一般的方法;ウイルス;特殊な方法)
支持膜(プラスチック支持膜;カーボン支持膜;カーボン蒸着に対する基板;穿孔薄膜)
試料の作製法:各論

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