化学と犯罪

化学と犯罪

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 225,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621030912
  • NDC分類 498.98
  • Cコード C0040

内容説明

「ケネディ大統領暗殺事件の真犯人は誰か?」ケネディを倒した銃弾は誰の手によって発射されたのか、証拠品である銃弾の元素組成の比較により犯人を追求する。また、シャーロック・ホームズがミステリーにおける犯罪を化学的に分析する…。アメリカ化学会のシンポジウムの一つとして企画され、まとめられた、フィクション、ノンフィクションにわたるさまざまな事件を例にとり“犯罪を化学”する好著。

目次

シャーロック・ホームズから(コナン・ドイルの作品における医科大学の影響;猛毒―ドローシー・セイヤーズの作品に現れた化学;緋色の研究―1875年における血液同定)
現代の法廷まで(裁判化学―変化の趨勢;犯罪の挑戦と化学;鉛製銃弾証拠品の元素組成比較;血痕の分析―事件簿から;血痕の分析―血清学的方法と電気泳動分析;犯罪科学研究室は解答を示せるか?―四都市の比較)