内容説明
従来の古文書を主とする文献研究に新たな考古学的成果を加味。儒教の祖、孔子の教えが今よみがえる。足利学校創建に肉薄する初の研究集成。
目次
第1章 足利学校創建に関する諸説
第2章 上杉憲実の足利学校再興
第3章 国府野遺跡、史跡足利学校址の発掘調査
第4章 総合考察
第5章 足利学校の起源と変遷
第6章 足利学校の学風
第7章 足利学校の特色―結語にかえて
著者等紹介
前沢輝政[マエザワテルマサ]
大正14年(1925)足利市に生まれる。第二早稲田高等学院文科(旧制)を経て、早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業、同大学院文学研究科(美術史)修了。考古学・古代史を滝口宏先生に師事。早稲田大学、聖心女子大学、東京医科大学各講師、宇都宮短期大学、いわき明星大学各教授を歴る。文学博士。栃木県文化財調査委員(のち文化財保護審議委員)、足利市文化財専門委員などを歴任、現在栃木県市町村文化財保護委員会協議会会長。足利学校の研究は、昭和39年(1964)に最初の論文を発表以来、国府野遺跡、史跡足利学校址の発掘調査や文献研究など、現在に及ぶ
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