出版社内容情報
保守政治は庶民とともにあらねばならない。
警察官僚出身で、庶民派の保守政治家として知られる平沢勝栄が、長年の信頼関係で結ばれた田原総一朗の問いに応じる形で、自らの政治家人生を振り返る。治安機関の中枢を歩みながら、師と仰ぐ後藤田正晴の勧めによって政治家に転じ、以降、地元下町に根を張り11期連続当選を果たしてきた。拉致問題、東京大空襲被害者救済、日中友好など、力を尽くしてきた問題の本質と解決策は何か。保守政治はどこへ向かうべきなのか。近い将来の引退を控え、田原総一朗に、全政治家人生を語る。
【目次】
目次
第1章 我が生い立ち
第2章 日本の警察、裏の裏
第3章 拉致問題に賭けた政治生命
第4章 後藤田正晴という真の保守
第5章 空襲被害者救済は急務だ
第6章 日中友好と保守政治の要諦
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みじんこ
5
田原氏のジャーナリストとしての矜持、戦争体験と「泣き寝入り」後の意識の変化はまさに時代の生き証人である。平沢氏の安倍家の家庭教師時代の話もあったが、定規で叩いて叱った話はなかった。停滞する拉致問題に関して「外交というのは正しいからと言って勝つわけではありません」は残念ながらその通りだと思う。日中関係の重要性は二人とも大枠は共有しつつも、具体策に関しては意見の相違も感じた(田原氏の案が大胆すぎる)。「後藤田5訓」は様々な組織で応用できそう。空襲議連での平沢氏の取り組みは初めて知り、早期救済の必要性を知る。2026/10/24




