出版社内容情報
2010年代以降書き継がれた本にまつわる数多の文章から精選。名著『野蛮な読書』で知られる著者が〈骨太に生きるためのメッセージ〉に満ちた極上のエッセイ集!
【目次】
内容説明
『野蛮な読書』から十五年、待望の読書エッセイ集!
目次
1 味わうひと―酸いも甘いもかみわけて
【対談】村上隆―器をめぐって
2 見抜くひと―人と時代をとらえる目
【対談】酒井順子―向田邦子の深層
3 独立独歩のひと―ひとりで生きる力
【対談】原田ひ香―有吉佐和子のおもちゃ箱
著者等紹介
平松洋子[ヒラマツヨウコ]
1958年、倉敷市生まれ。エッセイスト、作家。2006年『買えない味』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、2012年『野蛮な読書』で講談社エッセイ賞、2022年『父のビスコ』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ユメ
17
平松さんのエッセイの大ファンで、中でも『野蛮な読書』『本の花』が好きなので、本書も刊行を楽しみにしていた。平松さんの本に対する高い熱量がひたひたと伝わってくる文章で、それが快い。「はじめに」で平松さんは、「本は、本を連れてくる。と同時に、言葉を紡ぐリアルな人間を目前に連れてくる。だから、確かなざらつきの手触りが一冊の本を生涯忘れ得ぬものにする」と語っている。本書のページの向こうには、平松さんという生身の人間が確かに存在していて、その熱い想いに触れるからこそ、紹介されている次の本へと手が伸びるのだ。2026/02/08
たっきー
13
読書エッセイ。読了本も未読本でも紹介されているもので読みたくなる本多数。対談も収録されていて、向田邦子をテーマにした酒井順子との対談と、有吉佐和子をテーマにした原田ひ香との対談が良かった。2026/03/15
spike
1
平松洋子さんの文章なので万全の信頼をもって読み進めつつ、書評にしては本との距離感が近いというか、引用や描写がビビッドだなと思っていたら、解説が大半だった。なるほど。それにしても、本(読書)って確かに出会いだよなあ、雑に出会うこともできればかなり濃密な出会いになることもあり、それは予測不可能だよなあ、と思い返しながら読了。2026/03/09
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