出版社内容情報
いまなお世界中で読み継がれるヒロシマの被爆少年少女らの手記『原爆の子』。 その執筆者である著者が、同じく執筆者で長年支え合った仲間と、被爆者として生きた戦後80年を語る。彼女らの苦しみから学ぶべきこと。「子どもと戦争」について世界に問いかける。
【目次】
内容説明
世界中で読み継がれる被爆少年少女の手記『原爆の子』。最晩年を迎えた執筆者らが、いま伝えたいこと。「あの日、私は生まれかわった」大切な人の幸せを守るため。9歳で被爆。自宅は焼失、土手で掘っ立て小屋暮らし。原爆症、被爆トラウマで天職断念。結婚、出産時の差別。母親の死。がん、心臓発作で生死をさまよう…でも、「命さえあればどうにかなる」〈原爆の子きょう竹会〉会長として30余年、『原爆の子』執筆者らの交流に尽くしてきた著者、仲間とともに生き抜いた「戦後80年」を語る。
目次
第一章 人生が一変した八月六日
第二章 『原爆の子』手記を書く
第三章 大人になった「原爆の子」
第四章 未来への「遺言」
第五章 生きるメッセージを世界へ
第六章 二〇二四年冬 十年ぶりの再会
付録1 『原爆の子』に収録された手記
付録2 『改訂版「原爆の子」その後』に収録された手記