出版社内容情報
アベノミクスの下、私たちは何を失ったのか。この10年を検証して日本の今後を考える。地域エコノミストならではの鋭い批判と希望の書。
内容説明
ファクト(事実)ベースでこの国を見つめ直す。「日本はジリ貧」「国際競争力は地に落ちた」根拠なき絶望感に囚われず、危機の時代をどう乗り越えるか。『デフレの正体』のエコノミストによる渾身提言!
目次
第1章 経済―アベノミクスから超円安に至る失政に角を立てる(事実の側に立つ(2016年5月8日)
消費税増税延期の愚(2016年6月19日) ほか)
第2章 政治―“政局”ではなく“政策”を愚直に論じ続ける(権威主義的道徳の陰に不正が育つ(2017年3月5日)
国家組織のコンプライアンス体制を締め直す時期だ(2017年8月20日) ほか)
第3章 国際関係―ガラパゴス的な排外主義を脱し、生の現実に対処する(「中国の脅威」を考える(2016年7月31日)
北朝鮮その他を一歩深く、一歩先まで考えてみる(2018年6月17日) ほか)
第4章 社会―歪んだ世相の根底にある、個人の観念の歪みを掘り起こす(「見境ある殺人」を許さない(2016年9月11日)
トランプ現象と資本主義の本当の危機(2016年10月23日) ほか)
第5章 思考法―共有される虚構の世界から解脱する(民主主義的決定と民度(2017年1月22日)
偽ニュースと確証バイアス(2017年4月16日) ほか)
著者等紹介
藻谷浩介[モタニコウスケ]
1964年山口県生れ。地域エコノミスト。東京大学法学部卒業。日本総合研究所主席研究員。平成大合併前の約3200市町村のすべて、世界136カ国を自腹で巡り、地域特性を多面的に把握し、地域振興や人口問題に関して精力的に研究、執筆、講演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とよぽん
けんとまん1007
まゆまゆ
カメハメハダイオーイカ
ヨムヒト
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