内容説明
世の中の「気になる理由」がみるみるわかる痛快コラム!
目次
シン・「地球の歩き方」
たかがヘア、されどヘア
筋肉対政治、最後の聖戦
子供たちよ
お(祖)父さんは総理大臣
話題のブロガー、「セイ」
見えなくっても大丈夫
役に立ちませんが、それがなにか?
日本の中心はシブヤ!
選挙ってなんだ?
マコさんとケイくん
本を読むなら、「獄中」に限る
わからなかったら、植物に訊け!
寂聴さんとアレ
イカゲームの本家は?
みんな悩んで大きくなった
19歳の頃
次の総選挙はクビライ・ハンに一票!
だいたい夫が先に死ぬ
誰かのいい子〔ほか〕
著者等紹介
高橋源一郎[タカハシゲンイチロウ]
1951年、広島県生まれ。作家。81年「さようなら、ギャングたち」でデビュー。88年『優雅で感傷的な日本野球』(河出書房新社)で第1回三島由紀夫賞。2012年『さよならクリストファー・ロビン』(新潮社)で第48回谷崎潤一郎賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
68
【これは、アレだ。昭和期の作家だな】『サンデー毎日』に連載している「これはアレだな」単行本化の第2弾。これは、何か一つ『これ』というものを見つけ、それと共通点を持った、でもちょっと意外な『アレ』を探すというもの、らしい。で、「ChatGpT」は評す。<『高橋源一郎』を『これ』とすると、『アレ』は『昭和の文学』というものかもしれません。高橋源一郎は昭和期に活躍した作家の一人であり、その作風やテーマは昭和の時代背景と密接に関連しています>と。だとすると、アレだ。わたしなんかは昭和の御代の読者だな。やれやれ。⇒2023/10/27
とよぽん
50
改めて高橋源一郎さんの思考と行動の幅広さを思い知らされた1冊だった。タイトルにもインパクトがあり、面白かった。2023/09/30
たまきら
44
昨日はサンボマスターの公演のため横浜アリーナへ。新横浜ってなんであんなに便が悪いんですか、もう。おかげでこの本往路で読み終わっちゃいましたよ。しかも何度も笑ってしまったのでお近くの方々は気持ち悪かったに違いありません。今回も読みたい本がたくさんできて得した気分。自分が読んだ本、好きなことが似ているからかもしれません。…谷川俊太郎さんの「ぼく」には納得していないけど。2023/11/20
kawa
38
サンデー毎日連載書評コラムの書籍化第2弾。一冊の本を取り上げ、古今東西・様々なジャンルの連想関連作品を「アレ」としてマナイタ乗せ、立体書評するという感じかな。ユニークな切り口が面白いのだが、氏独特のアヴァンギャルドな評論に何故か置いてかれ気味。漫画やアニメも興味なしだし…と思っていたところ、配信で何気に紹介アニメ「異世界おじさん」を見たらはまってしまう。改めて正座して取り上げ作品をチェック。「『山奥ニート』やってます」「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」「『終戦日記』を読む」は「読みたい本」リスト入り。2024/02/16
布遊
37
なかなかページが進まず、貸出延長して読了。全盲の人と一緒にさまざまな美術を鑑賞するというのが興味深かった。木と対話する方法というのも・・右手の手のひらを、樹の幹から5cm離して、左右上下に振って、意識を集中していると、何かを感じられるようになるらしい。2023/11/23
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