内容説明
トシヨリはわがままが、いい。ガマンをしない、肉をたくさん食べる、よく出かける、よくしゃべる。高齢者医療の第一人者が教える、老化を遅らせる生活術71。
目次
プロローグ 6000人以上のおトシヨリを診て、願うこと
第1章 これからの「老い方」を知っておくと、ラクになる
第2章 「やってみたかったこと」が意欲を生み出す
第3章 すぐやりたくなるトシヨリ手引き
第4章 トシヨリは、わがままがいい
第5章 「いい医師」「いい病院」を見分ける手引き
第6章 認知症を先延ばしにする手引き
エピローグ 「最期」について思うこと
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー等を経て、現在、ルネクリニック東京院院長。30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てつろう
8
89歳の義母の和田さんの本が読みたいで借りてきた。和田さんの主張は大体同じなのでどの本を読んでも同じように感じてしまう。義母はこの本を読んで活動的で過ごすことを期待する。話すことがいいと思っても話し相手になるのは辛い。(同じ話が多い。話が飛ぶ。話が長い)介護より話し相手になった方が楽なので頑張ろうという気になった。 本の中での映画紹介 私の人生ー我が命のタンゴ、生きる この二つの映画を見たいと思った。2025/01/07
sg
7
90代が目前になってきた母のことが気になって手に取りました。日々悶々とすることが多くなりどうしたものかと思っていましたが気持ちを楽にさせてくれる一冊でした。 他人事ではなく老化していく自分の事も逆らわずに受け止めていく事が大事だと気づきました。2023/11/09
しげ
3
精神疾患の本を読んでいても思ったのですが、人間は病気の治療のためだけに生きているわけではないし、一秒でも長生きをするために生きているわけでもない。その人なりの「楽しみ」や「学び」を感じながら生活することに、人間の尊厳を感じました。2023/09/03
2h35min
2
父に頼まれて買った本。すぐに読めた。医者にかかるほど、平均寿命が縮むという主張に納得がいった。2023/06/28
kaz
1
2023年3月15日初版。個々の要素は、著者の従来の主張の繰り返しで新味は無い。図書館の内容紹介は『自分で稼いだお金は残さない、「年甲斐もない」ことをどんどんやる、好きな食べ物をがまんしない、がんになったら放っておく、嫌いな人間とは付き合わない…。高齢者医療の第一人者が、老化を遅らせる生活術を紹介する』。 2024/03/09