出版社内容情報
新型コロナ禍からいち早く立ち直った中国。ハイテク技術を武器に、世界の覇権を握ろうとしている国では何が起こっているのか…現地からのルポ。
内容説明
国家による集中的な投資、すい上げられる10億人分の個人データ、成功の原石「赤いダイヤ」をめぐって加速する、民間の開発競争。中国では、何が起きているのか?現地からの最新ルポ。
目次
序章 「新型コロナウイルス」
第2章 丸裸にされる個人情報/「データ」で狙う国際覇権
第3章 「ファーウェイ」―舞い降りたブラックスワン
第4章 「自動運転」―官民一体の中国流が塗り替える業界地図
第5章 雄安新区―「習近平タウン」にかける夢
第6章 巨大IT企業が仕掛ける技術革新/カリスマの「予言」に揺れる
第7章 「ドローンシティー」深〓―忍び寄る当局の影
第8章 「目指せ!第2のティックトック」―中国の起業事情
著者等紹介
赤間清広[アカマキヨヒロ]
1974年、仙台市生まれ。宮城県の地元紙記者を経て2004年に毎日新聞社に入社。気仙沼通信部、仙台支局を経て2006年から東京本社経済部。霞が関や日銀、民間企業などを担当後、2016年4月から中国総局(北京)で特派員を務めた。2020年秋に帰国し、経済部で税財政、国際経済などを担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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