出版社内容情報
肌のかゆみから内臓の不調がわかる!? かゆみが起こるシステムから日常生活のかゆみ対策まで、わかりやすく解説!
内容説明
マスクでかぶれる、消毒液で手がガサガサ、発疹はないのにかゆい…そんなかゆみのお悩みを、かゆみ研究の専門家が解消します!
目次
第1章 「かゆみ」のメカニズム
第2章 皮膚の役割とかゆみの対処法
第3章 かゆみを引き起こす病気や習慣
第4章 薬に頼らないかゆみ対策
第5章 「かゆみ」にまつわるQ&A ライフ編
第6章 「かゆみ」にまつわるQ&A カルチャー編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なると
23
アトピー肌なのですが、バカ高いNMFサプリをとったほうが良い理由がわかったので読んでよかった【メモ】むずむず脚症候群は神経伝達物質のドーパミンの機能障害や脳内での鉄分の欠乏が主な要因ではないかと考えられている。鉄の不足によりドーパミンが正常に合成されず体の感覚そのものが異常をきたすようになったのでは。鉄のサプリと適度な運動。ビタミンAは角質層の天然保湿因子NMFの生成を促進。不足すると角質層の保湿力が低下し肌が乾燥傾向になり、かゆみにつながる。コットンやシルク等は水分量が多く肌に良い。2024/05/03
チャー
16
本書は、かゆみを専門に扱う組織で研究を続ける著者らが、皮膚の仕組みからかゆみが発生するメカニズムを図を多用しわかりやすく丁寧に説明している。かゆみの種類や症状から、日常生活の習慣、医療で処方される薬や治療に至るまで様々な対処方法が紹介されており参考になる。触覚はかゆみより痛みを優先するためかくと和らぐとのこと。入浴後の保湿で皮膚内の水分を保つことが重要。身体の洗いすぎは皮膚に逆にダメージを与えるため控えることが好ましい。静電気をためやすい合成繊維に対してコットンやシルク等は水分量が多く肌に良いとのこと。2023/01/15
tom
15
歳をとってあちらこちらが痒いのは乾燥肌のため。かゆみを軽減するためには、まずは保湿。これを皮膚のメカニズムから説明してくれる。シンプルで分かりやすい。あっという間に読める。書中に「フミン酸」が効果的と書いてあった。使ってみることにする。この類の本はいっぱい出てるけれど、いい加減な医者が自分の宣伝、あるいは企業の宣伝のために出版するものが多数。この本は、ちゃんとした専門家が素人のために分かりやすく書きましたという感じ。私にとっては良書。2021/02/19
ばしこ♪
2
子どもがかゆみを訴えるので、読みました。やはり食べ物ですね。お菓子やインスタント食品は控える。発酵食品や野菜を積極的に取り入れる。2023/06/13
K
0
(2020,494.8)著者からして信用がおける。「かゆみセンター」だもんすごい。一昔前、ペインクリニックの新しさを知ったが、今度はかゆみに特化している。医学は進んでいるのだと実感。前月の推薦本に載っており、予約がないから取り寄せ展示するとすぐ借りられたので、私も複本を取り寄せてみた。経口痛痒症改善剤「レミッチ」普及するか。(でも死ぬまで飲み続けるのかなあ))あとは冷やす「皮神経」「皮膚分節」、腕の話。目の周りのかゆいの、どっか別な所冷やすとかゆみが抑制されるとかあればいいんだけどな2021/08/08