初老耽美派よろめき美術鑑賞術

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初老耽美派よろめき美術鑑賞術

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620326153
  • NDC分類 704
  • Cコード C0070

出版社内容情報

年齢を重ねてわかる美術の魅力、美術館の極上の楽しみ方とは? 美術史界の“三初老”が本音で語る、 アタマとカラダにやさしい鑑賞指南。

内容説明

初老美術史家三人組のアートをゆる~く長く楽しむ極意。カラダに優しい巡り方、作品の見方からおっぱいとエロの真剣考察まで!

目次

1章 いくつになっても美術館に行きたい!(当たって、うれし恐ろし企画展;三重苦の初老にやさしい常設展 ほか)
2章 巨大博物館を攻略する(常設展のひそかな楽しみは;40年たっても新発見がある「蔵の深さ」 ほか)
3章 にぶった感性を刺激する(日本の近代美術はおもしろい;戦争画からわかる画家の底力 ほか)
4章 おっぱいとエロとエロスの話(おっぱいは美術鑑賞の母!?;全裸はエロか、はたまたエロスか? ほか)
5章 アートは結局「好き」「嫌い」(「絶対的名作」の呪縛をぶっとばせ!;眠ってしまった「好き」の感情を掘り起こす ほか)
付録 常設展を訪ねる

著者等紹介

高橋明也[タカハシアキヤ]
1953年東京都生まれ。美術史家。三菱一号館美術館館長。東京藝術大学大学院修了。国立西洋美術館、オルセー美術館準備室などを経て、現職。専門はフランス近代美術。2010年にフランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章

冨田章[トミタアキラ]
1958年新潟県生まれ。美術史家。東京ステーションギャラリー館長。慶応義塾大学卒業、成城大学大学院修了。財団法人そごう美術館、サントリーミュージアム“天保山”を経て、現職。専門はフランス、ベルギー、日本の近代美術

山下裕二[ヤマシタユウジ]
1958年広島県生まれ。美術史家。明治学院大学文学部芸術学科教授。東京大学大学院修了。室町時代の水墨画の研究を起点に、縄文から現代まで幅広く日本美術を論じる。現代アーティストの新しい才能の発掘にも精力的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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シナモン

152
購入本。偉い美術史家3人による初老からの美術鑑賞指南。老眼も進み、照明を落とした会場では作品を見るのも一苦労。そもそも集中力が続かない…。あーこれはちょっと分かるなぁ。そんな中、解説パネルは読まなくていいという言葉は心強かった。なんか好き、なんか嫌いっていう自分基準で見る。お気に入りの作品に会いに行く。常設展を気軽に楽しむ。美術鑑賞は老化防止にも役立つらしいので、いろいろ参考にしたい。美術史家ならではの小ネタも面白かった。2020/02/12

kawa

30
「見たいものしか見ない」「好き嫌いの感覚をきたえる」「知らないことは財産」。今の美術展企画を担う初老美術史家の鼎談。老中親父の私も実践する、美術展の向かい方をほぼなぞる成り行きで納得感高い。「説明文は読まなくてよい」「戦争画からわかる画家の底力」もいただき、知らなかった作者や蘊蓄も多数でごちそうさん。「美術は役に立たないもの」そういうこと言えるのが初老親父の強みだ。読書も無目的だと言える、私は幸せだと思う。 2020/04/03

ophiuchi

18
ちょっと前から名古屋市美術館の企画展によく行くようになって、常設展もざっと見るようにしている。オーディオガイドは借りないし、解説も適当に読み流しているが、「好き嫌い」を基準にすればいいという3人の話を読んで、勇気づけられた。早く美術館が再開してほしい。2020/05/01

bluemint

16
老人であることを受け入れた頃から美術に目覚め、美術館巡りをしている今日この頃。話題の美術展はやたら混雑しとても疲れる。トイレや照明の問題もあるしね。ここでは初老三人組がこれらの話題や、歳を取ったからこそ見えて来る美術館との付き合い方を、ゆるいバカ話を交えウロウロする。誰に強制されて観る訳でなし「ぼくにわかっていない崇高な何かがこの作品にあるのでは」なんてことも、「そんなのは幻想だ」とスパッと言われて気が楽になる。ただの好き嫌いで良いのだ。オッパイとエロスの話題に1章割いているのも「初老」らしく微笑ましい。2020/03/07

たろ

13
仲が良く年齢も近い美術史家の3人、高橋三菱一号館館長、冨田東京ステーションギャラリー館長、山下明治学院大学教授の対談。といっても全く仰々しくなく、むしろビックリするほどくだらない頁もあって面白い。あぁ、美術作品を見るのに真面目に構えすぎてたなぁと反省、知らなくても堂々としてればよかった。制約なきところにいい表現は生まれず、でも鑑賞者は心を自由に。私も自分のカペさんを見つけたい。「正解がないこと、役に立たないものーそれこそが、美術鑑賞と美術のもっとも尊く、揺るぎない価値」「知らないことは財産」★★★2682020/11/16

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