日本国の正体―「異国の眼」で見た真実の歴史

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日本国の正体―「異国の眼」で見た真実の歴史

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  • サイズ 46判/ページ数 333p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620326047
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0031

出版社内容情報

私たちは何者か─ 。大ベストセラー『戦後史の正体』の著者が、「外国人の眼」の読解を通じて永遠のテーマに挑む、知的興奮の書。

内容説明

私たちは何者なのか―。『彼を知り己を知れば百戦殆うからず』(孫子)己の実力を過大評価したがゆえに、戦略的敗北を喫する「愚行」を、これ以上繰り返さないために。日本人の「真の評価」「真の実力」を知り、新たな時代の戦略を再構築する試みに、大ベストセラー『戦後史の正体』の著者が挑む!

目次

第1章 戦略―日本人の器用さと思考力
第2章 風土と日本人―日本人の性格を形作ったもの
第3章 古代―日本人の起源を考える
第4章 平安時代―「大和魂」の誕生
第5章 鎌倉時代―七〇〇年にわたる武家支配の始まり
第6章 戦国時代―鎌倉幕府崩壊から織田・豊臣
第7章 徳川幕府の政治
第8章 倒幕と明治政府樹立
第9章 明治の社会と文化
第10章 日米開戦への道
第11章 米軍による占領時代

著者等紹介

孫崎享[マゴサキウケル]
1943年、旧満州国鞍山生まれ。66年、東京大学法学部を中退し、外務省に入省。情報調査局分析課長、国際情報局長、駐イラン大使などを歴任。2002年から防衛大学校教授、09年に退官。『日本外交 現場からの証言』(中公新書)で山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

32
外国人による「日本論」「日本人論」を集めたアンソロジー。徒に外人の評価を気にするのは悪弊だと思うが、ハッとするコメントも多い。特に、アイヴァン・モリスの視点が鋭い:「日本の英雄の原型は日本武尊と大塩平八郎」「外来文化を無差別に移入した時代のあとに反動期が来る。中国文化吸収後の平安の国風文化、南蛮文化吸収後の鎖国、西洋文化吸収後の国粋主義の台頭」。更に、「中国では、倫理学が宗教の役割。日本人の場合は美学」(オフチンニコフ)、「信長や秀吉の時代とエリザベス時代は同じ素質」(ジョージ・B・サンソム)なども納得。2019/11/27

koji

20
「日本・日本人とは何か」を追いかけています。本書は外国人知識人による日本論を集め分析・解説を加えたものです。元外交官で論客の孫崎さんだけあって、選択された日本論はいずれも鋭い視点です。私なりには、人物ではEライシャワー、アイヴァンモリスを、思想では徳川幕府から太平洋戦争に至る精神性の変遷をもう少し追いかけたいですね。気になった言葉を二つ。①(日本文明は)外国文化の受容と日本調への揺り戻しの繰り返し、②「鎖国は外国の計略に乗らず、貪欲を跳ね返す叡智」カントも鎖国を支持したそうです。こういう視点もあるのですね2020/01/21

Nobu A

17
孫崎亨著書2冊目。前著「日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土」がとても興味深い内容だったので手に取った本書。19年刊行。正直失敗。日本に対する第三者の評価を検証するのが本書の売り。試み自体は悪くないが、海外著名人の様々な媒体を通しての日本に関する言及は比較対象が無意識もしくは半無意識的にあるはず。大抵はそれぞれの母国。時代背景もあるしそれらを考慮せず、また中途半端な考察だけで日本はこんな国だと判断するのは横暴過ぎる。あくまでも参考程度。継ぎ接ぎ感満載。紙面の無駄遣いも多い。残念ながら途中から流し読み読了。2024/09/05

Toska

16
外からの目で見た日本を振り返るという面白そうなテーマなのに、個人的には全く引っかからなかった一冊。同時代人も後世の研究者も、日本に特別な愛着を持っていた者も一時的な訪問者も整理せず、全て「異国の眼」にひっくるめてしまう。色々様々な記録の中から「日本人は礼儀正しく勤勉」「権威に弱く個性がない」等々のワンフレーズを切り取り、機械的に並べているだけ。そもそも著者自身の歴史観が薄っぺらで、外国人を参考にするどころではないように感じる。2024/06/09

Hiroki Nishizumi

5
正体と言う表題は少し大袈裟。他所から見た日本人評価が列挙してあるので参考文献とし役に立ちそうだ。2020/06/25

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