スノーデン・ファイル徹底検証―日本はアメリカの世界監視システムにどう加担してきたか

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スノーデン・ファイル徹底検証―日本はアメリカの世界監視システムにどう加担してきたか

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620325965
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

スノーデン・ファイルの検証を通じて、日米による世界同時監視を暴く。文書改竄や沖縄基地強要をも照らす、その恐るべき内実とは?

内容説明

データ監視が人間を無力化し、民主主義を破壊する。監視研究の第一人者が、2017~18年に公開された「スノーデン・ファイル」日本関連文書を解読。自らの取材成果と照合しながら、対米従属下で日本が強行する市民監視の実態を告発し、防衛省、自衛隊、警察、内閣情報調査室、そして民間企業が一体となった戦慄すべき情報操作の全体像をあばく。ネット監視はこうして日本で始まった。

目次

序章 見えない監視と新しい情報統制―スノーデン証言が照らし出す日本の「監視法制」
第1章 共謀罪とスパイ化する権力―スノーデン・ファイルの核心を外したNHK
第2章 「象のオリ」をめぐる日米密約―沖縄で監視システムに投入された日本の税金
第3章 アンテナとドローンによる戦争―横田基地はサイバー戦争の新中枢、三沢基地はハッキング最前線
第4章 国家監視に協力するネット企業と通信会社―告発の先達マーク・クライン・インタビュー
第5章 ネット監視に乗り出す日本の治安機関―防衛省・自衛隊、警察、内閣情報調査室
終章 監視が世界を不安定化させている―全体主義と監視資本主義の台頭
あとがき―監視へのあいまいな希望的観測と手を切る

著者等紹介

小笠原みどり[オガサワラミドリ]
1970年横浜市生まれ。ジャーナリスト、社会学者。94年早稲田大学法学部卒業、朝日新聞入社。社会部記者として、戦後補償、沖縄米軍基地、盗聴法や住民基本台帳ネットワークなど監視社会問題について報道。2004年米スタンフォード大学でフルブライト・ジャーナリスト研修、朝日新聞退社。05年からカナダ・クィーンズ大学大学院(修士課程)で監視研究の先駆者ディヴィッド・ライアンに師事。16年アメリカの世界監視システムを内部告発したNSA元契約職員エドワード・スノーデンに、日本人ジャーナリストとして初の単独インタビュー。18年同大学院で、近代日本の国民識別制度と植民地監視システムに関する論文で社会学博士号を取得。現在、オタワ大学特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GASHOW

7
スノーデンの内部告発で、日本のITの心臓部を米国ににぎられていることが明らかになった。日本からは米国を裏切ることはできない。米国の欧州のデータ盗聴がばれて、セーフハーバーが無効となり、GDPRで米国は信頼できない国として、とりあげることになったのもスノーデンのリークが原因であることを考えると、プライバシー史において、最大の功労者の人だ。2020/06/03

鯉二郎

2
前作「スノーデン・監視社会の恐怖を語る」が良かったので、続編を待ち望んでいた。デジタル社会の便利さの裏で、自動的に個人情報が知らない所に蓄積されるが、その情報は、だれがどのような目的で使うのか、市民にはわからない。そんな社会を必要とするのは政府や警察など権力者であり、さらにメディアや民間会社までも協力的になっており、この状況を著者は監視資本主義と呼ぶ。一般市民は為す術なくお上に従うのではなく、監視に鈍感になることから脱却すべき。その一歩として、スノーデンの告発とそれを日本人に伝える著者の仕事は貴重だ。2019/11/24

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1
☆☆☆☆☆事実を淡々と積み上げている文脈。当然、新たなスクープもなく新事実も出てこない。それはそれでいいのだが、何が言いたいのかいまいちわからない本。2019/09/29

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