令和ニッポン改造論―選挙に不利でも言いたいマニフェスト

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令和ニッポン改造論―選挙に不利でも言いたいマニフェスト

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784620325958
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

内容説明

野党代表にして、自称「土着の保守政治家」が、斬新な憲法改正論、家計第一の経済政策、「子ども国債」による教育改革、国防としての農業…などを新時代に本気で問う。

目次

第1章 憲法改正をホンネで語ろう
第2章 令和の経済政策は「家計第一」に大転換せよ
第3章 農業は重要な「国防政策」です
第4章 「子ども国債」を発行して教育改革を
第5章 「ダイバーシティ=多様性」が未来をつくる
第6章 もう一度、選挙制度改革が必要だ

著者等紹介

玉木雄一郎[タマキユウイチロウ]
1969年香川県大川郡(現・さぬき市)寒川町生まれ。93年東京大法学部卒業後、大蔵省(現・財務省)入省。97年ハーバード大学ケネディスクール卒業。主計局主査などを経て、2005年退官。同年9月の衆院選で、民主党公認で香川2区から出馬するも落選。09年8月の衆院選で初当選。以来、連続当選4回。18年9月国民民主党代表に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sakie

15
地元出身で、人柄も好きだが、時間の制約や取材者の意図に邪魔されず政策をじっくり聴くことが難しかった。この自筆本は程よい硬さの文章で読みやすく、お勧めだ。数字ベースで考えることができ、なのに正しい肌感覚も持っている政治家の印象が覆されることはなかった。改憲論も子ども国債も、じっくり説明されれば理解できた。食料安全保障は言わずもがな、農業や教育への財政投資も「人重視」からぶれない。政治は社会を変えることができる。一般の国民にとって至極真っ当な内容なのに、伝わりにくい現代の歪さを、本人に成り代わり憂慮する。2019/09/25

nishiyan

9
玉木雄一郎国民民主党代表による政策論集。同時期に出た別書が読みやすさを重視したのに比べると新書サイズながら全6章、押し出したい政策について濃密に紡がれている。第3章「農業は重要な「国防政策」です」は読み応えがあり、農家への所得補償制度を活用してのGAP基準に即した生産方法への転換等、丁寧に解説されており目から鱗が落ちた。また大平正芳元首相の「田園都市構想国家構想」に言及しているところが特によかった。玉木氏には古くて新しい「土の香りがする」政治家として、政策を掲げ、ご自身の考えをどんどん発信してもらいたい。2019/08/17

たろーたん

5
たまきんの令和元年・2019年の本。最初に語られるのは憲法改正。安倍晋三の「お父さん、憲法違反なの?」の御涙頂戴は笑止千万としても、リベラル・護憲派の「何も変えない、足さない、引かない」は安倍政権の解釈改憲を許してしまった。故に、玉木氏は平和的改憲論を唱え、平和主義を再定義し、どこまで軍事的な公権力を行使するのかを考え、これ以上はダメという境界線を引き、着地点を見つけようとしている。要するに「皆で議論しましょう」派である。ただ、玉木氏が集団的自衛権を認める・認めないみたいなのはあまり見えなかった。(続)2024/11/16

関東のカササギ

2
有権者も政治家を知らなきゃな、ということで読みました。人柄の良さが伝わってぎした。ただ、所々???となるところがありました。例えば日本は昔から多様性を認めてた、ということで古代の渡来人を例に出しているのですが、別に多様性どうこうで渡来人を受け入れていた訳ではないと自分は思います。もちろん、考えていることを正直に書いている訳ではないこと、加味する必要あると思いますが…。2020/08/14

みじんこ

2
代案を示し、責任を持つという姿勢は好ましい。義務教育の年齢の幅を広げるなど、その発想はなかったと思わされる考えもあった。金融所得課税の話などは初めて知った。所得や賃金の問題も解説されており、格差や相対的貧困など社会が現在の状況に至っている仕組みなどを知るうえで勉強になる。他に、先の大戦に至った経緯なども踏まえ、農業を国防政策として捉えたいという思いが特に伝わってきた。林業にも触れており、ある意味土の臭いのする昔の政治家の趣もある。未来に向けて必要な所に投資、税金を使用をしていく試みはぜひ実現させてほしい。2019/10/20

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