出版社内容情報
「人生百年時代」をどう生きるか。人生の終わりをどう迎えるか。迷う心に光を照らす珠玉の言葉集。
内容説明
一体どこに自分の本当の地図を持った人間がいるだろう。人生百年時代を生きるヒント。闇を照らす名言集。
目次
春に想う
目的地
人間の値打ち
眠りにつくとき
後悔について
郷愁を友に
老いと寄り添う
身体の声
時代の振り子
願いごと
臆せず悲しめ
浄土は地上に
光さす場所
言葉はうたう
いまの一大事
病も一部
信じるということ
自分という物語
放浪者たちへ
家路
著者等紹介
五木寛之[イツキヒロユキ]
1932(昭和7)年9月福岡県生まれ。幼少期を朝鮮半島で過ごし47年引揚げ。52年早稲田大学入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライター等を経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門』筑豊編ほかで第10回吉川英治文学賞、2002年、第50回菊池寛賞、04年、第38回仏教伝道文化賞、10年『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
158
五木 寛之は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の50年弱書き続けているエッセイ群からの名文集、人生100年時代を見据えた著書でした。釈迦の言葉「犀の角のごとく独り歩め」につきるのかも知れません。2019/04/28
スリカータ
10
五木さんの膨大な著作の中から20のテーマに合った文章を抜き出して紹介した本。ブッダは想像を説いてないとか、死は人生の完結とか、印象的なフレーズがあった。文章の寄せ集めなので、Twitter本を読んでいる気分になった。もっと年老いてから読めば、深い境地を理解できるのだろうか。気になったのは、201ページは金子みすゞさんの有名なイワシの大漁の詩と同じ。どちらが先?それとも偶然?2019/04/18
ayako
4
10年後、20年後に改めて読んでみたい。私には、読むのが少し早すぎたかもしれません。 2019/03/15
神谷孝信
3
様々な視点を与えて貰う参考の書。42019/05/24
こけこ
2
人生とは?死ぬとは?悩みながらも、これからも生きていかなければならない。足元を照らしてくれる言葉たちだと思う。2025/01/10