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「三国志」合戦事典―英雄たちの激闘全ガイド

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569663418
  • NDC分類 222.043
  • Cコード C0122

出版社内容情報

英雄たちの激闘の軌跡を時代順に解説した好著。

「三国志」ファンにはたまらない英雄・豪傑・名軍師による激闘の数々。主役級の対戦から脇役同士のつぶし合いまで、時代を追って全解説!

綺羅星のごとき英傑たちが、武勇と知略の限りを尽くして戦った「三国志」の時代。だが、私たちがよく知る合戦譚は「三国志演義」に代表される創作された逸話であり、しかも官渡の戦い、赤壁の戦いなどのごく著名なものが知られているに過ぎない。史実に沿ったかたちで、時代順に三国時代の合戦を解説した本は、意外に少ないのが現状だ。

▼本書では、後漢末の動乱の発端となる「黄巾の乱」から、魏・呉・蜀の三国が晋一国となる「呉の最後の戦い」まで、計39の合戦をわかりやすく解説。地図や写真も豊富に掲載し、英雄たちの戦いの経緯をビジュアル面からも理解できるように工夫した。全体を通読すれば、合戦を通じて三国時代の歴史を概観できる構成となっている。

▼曹操vs馬超など、局地戦のような合戦にも興味深い激闘の軌跡が見出される。また劉備や孔明に対する、著者ならではの批評眼も読みどころだ。便利な人名索引つき。

▼文庫書き下ろし。

[1]黄巾の乱―乱世の扉を開いた民衆叛乱 
[2]汜水関の戦い―董卓VS連合軍の一大決戦 
[3]界橋の戦い―袁紹VS公孫?、問題多き戦い 
[4]匡亭の戦い―袁術、まずい同盟が招いた敗走 
[5]?州の戦い―先手を取り続けなかった呂布の誤算 
[6]牛渚の戦い―孫策、英傑ぶりをいかんなく発揮 
[7]徐州の戦い―曹操のマイナス面が露呈した 
[8]苑の戦い―曹操らしからぬ油断の代償 ほか

内容説明

綺羅星のごとき英傑たちが、武勇と知略を尽くして戦った〈三国志〉の時代。だがその見せ場である合戦そのものを、時系列に沿って論じた本は少ない。本書では、後漢末の動乱の発端となった黄巾の乱から、三国が晋一国となる呉の最後の戦いまで39の合戦を解説。「三国志演義」の創作を排除し、史実を踏まえた論述によって、合戦の真実を浮き彫りにした。便利な人名索引つき。

目次

黄巾の乱―乱世の扉を開いた民衆叛乱
〓(し)水関の戦い―董卓VS連合軍の一大決戦
界橋の戦い―袁紹VS公孫〓(さん)、問題多き戦い
匡亭の戦い―袁術、まずい同盟が招いた敗走
〓(えん)州の戦い―先手を取り続けなかった呂布の誤算
牛渚の戦い―孫策、英傑ぶりをいかんなく発揮
徐州の戦い―曹操のマイナス面が露呈した
宛の戦い―曹操らしからぬ油断の代償
下〓(ひ)の戦い―豪傑にして梟雄、呂布の最期
西塞山の戦い―孫策が大きな飛躍を遂げた戦い〔ほか〕

著者等紹介

柘植久慶[ツゲヒサヨシ]
1942年、愛知県生まれ。1965年、慶応義塾大学法学部政治学科卒。在学中より、コンゴ動乱やアルジェリア戦争に参加。1970年代初頭よりアメリカ特殊部隊に加わり、ラオス内戦に従軍する。1986年より作家活動に入る。著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

路地裏のオヤジ

2
・三国志で登場する39の合戦をまとめたもの。 ・いつも思うが蜀と呉の滅亡があっけない。 ・筆者の劉備に対する見方が全くの無能よばわりで猛烈に厳しい。確かに戦下手だったとは思うが、それなりに人望はあったから、小さいとはいえ国を建てることはできなかったではないか?2020/05/16

アーキー

1
★★★☆☆  72

酩酊斉案山子

1
黄巾から呉の滅亡まで時系列に沿って合戦を解説。こういうの案外なかったなあ。ただ敗因についての指摘が殆どで後出し敗将批判になっているのと、39戦も詰め込んだ結果として内容がざっくりし過ぎたのが残念。半分に絞ってもよかったのでは?2014/01/14

ユキ@うろちょろ

1
三国志の戦を地図などでまとめてあり、一冊あると便利。 ただ筆者も演義と史実を混同しているのか、内容に誤りが見られる。鵜呑みに出来ないので注意が必要。

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