出版社内容情報
隠れキリシタン、福岡玄洋社、満蒙開拓団、大学紛争……40年前に暴力団組長が妻に射殺された事件には、この国の闇の歴史が潜んでいた。
島崎康[シマザキコウ]
著・文・その他
内容説明
満蒙開拓団、学生運動、隠れキリシタン。犯人らが語るこれら歴史的事実と殺人との不可思議な因果の連鎖。ある殺人事件の捜査担当検事が最後に行きついた人間の真実とは。時代に翻弄される人々の生き様を描く意欲作。元検事長の回想小説。
著者等紹介
島崎康[シマザキコウ]
長らく検事の職にあり、検事正、検事長を歴任。現在は、弁護士として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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