面従腹背

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620325149
  • NDC分類 373.2
  • Cコード C0031

出版社内容情報

あったことをなかったことにはできない─。安倍政権下で文部行政を担った著者が、加計問題をはじめ「権力私物化」の構造を糾弾する。

前川喜平[マエカワキヘイ]
著・文・その他

内容説明

加計学園の獣医学部新設問題を巡り、「総理の意向があった」と記された文書の存在を証言した前文部科学事務次官、渾身の書き下ろし!

目次

はじめに―個人の尊厳、国民主権
第1章 文部官僚としての葛藤(組織への違和感;陳情から学んだこと、大学教員として考えたこと;動かない組織の中で;やりたくなかったユネスコ憲章改正)
第2章 面従腹背の教育行政(教員免許更新制;教育課程行政;八重山教科書問題)
第3章 教育は誰のものか(政治と教育;臨教審のパラドックスと教育基本法改正;道徳の「教科化」)
第4章 特別座談会 加計学園問題の全貌を激白(前川喜平(前文部科学事務次官)
寺脇研(京都造形芸術大学教授)
倉重篤郎(毎日新聞専門編集委員))
おわりに―面従腹背から眼横鼻直へ
面従は一切なし Twitterなら何でも言える ほぼ独り言の「腹背発言集」

著者等紹介

前川喜平[マエカワキヘイ]
1955年奈良県御所市生まれ。東京大学法学部卒業。1979年、文部省(現・文部科学省)入省。宮城県教育委員会行政課長、ユネスコ常駐代表部一等書記官、文部大臣秘書官などを経て、2012年官房長、2013年初等中等教育局長、2014年文部科学審議官、2016年文部科学事務次官に就任。2017年1月、退官。自主夜間中学のスタッフとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じいじ

83
「今、いちばん会ってみたい人は?」と問われたら、躊躇うことなく会いたい人の一人が著者の前川さんです。わが日本で9年余の長期にわたって、思いのままに 権力をふるってきた、あの傲慢な安倍晋三首相に真っ向から「No!」と自身の意見を言った前川さんを頼もしく思いました。表題の「面従腹背」を座右の銘とし、毅然とする前川喜平氏に、僭越ながら惚れました。文部省入りしてから、省トップの事務次官を歴任するまでの38年間を綴った一冊は勉強になりました。たいへん面白かったです。2022/10/30

zero1

78
自殺者まで出た【モリ・カケ問題】で【行政が歪められた】と首相を批判した前川氏。文部省(当時)に入った彼が事務次官になるまで何に関わり、どう考えたか。教育は誰のもの?愛国と教育勅語、個人と国、拒否の権利に道徳と家庭教育(後述)。AL(アクティブ・ラーニング)に教員免許。八重山の教科書採択騒動(後述)に夜間中学。憲法と靖国神社まで言及。官僚はポストを得ないと権限を与えられない。ならば前川氏のように【面従腹背】か必要なのか。天下り問題で引責辞任した彼が【自由を得た】解放感は共感する読者が多い?2021/11/16

Willie the Wildcat

71
組織人vs.個人。悩み辿り着いた『面従腹背』。著者のこれまでの文部官僚経験を通した教育行政の歴史と見解は、政官の国家観と共に、教育問題を再考する視点を提供。『国旗・国歌の指導』は何かとControversial。祝日vs.学校行事、公立校vs.私立校など、一貫性の問題という感。但し、突き詰めれば、政官の胆力が問われている印象。『教育は誰のもの』では、憲法と国家を再考させられる。特に、前者からは”自由”。国を愛さない自由?!問題提起は納得。巻末のツイッター2017/3/25は、『眼黄鼻直』への転換期ですね。2018/09/08

それいゆ

52
前川さんの主義主張は私とは相容れないです。どうも政府の教育行政とは考え方が異なり、意に添わない仕事ばかりをしてきたのが前川さんなんでしょうか?面従腹背で仕事をしてきたということですが、高級官僚として充実、満足だったのでしょうか?私は、はなはだ疑問です。例えば、天皇制に反対、日の丸君が代に反対、道徳の授業に反対だという人が文科省の官僚としてやっていけるのか?前川さんの話を読んで、ひょっとしてそんな人もいるのかな?という気がしてきました。仕事がスムーズに進行するはずがないでしょう!2018/08/08

とよぽん

37
ラジオ番組「ピープル」にゲスト出演していた。前川さんの話がとても興味深いものだったので、さらに著書を読んだ。予想を上回る素晴らしい内容で、官僚の苦労や悲哀も感じられた。そして、自由の身になった前川さんの、文科省を外から見たアレコレを「へー、そうだったのか。」という思いで読ませてもらった。学ぶ人のための教育を常に考え、権力と戦いながら潔い生き方をしてきた稀有の人。今後は自由な一市民の立場からの発言、活躍を!2018/10/29

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