内容説明
ビジネスチャンスか、デススパイラルの幕開けか?破壊的イノベーションが電力業界を直撃する!
目次
第1章 電力ビジネス市場の変遷
第2章 欧州・米国におけるイノベーション事例
第3章 日本のエネルギー政策と電力市場の行方
第4章 今後想定される国内電力市場環境
第5章 電力小売事業者に求められる対応
第6章 今後のデジタル技術活用の方向性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
westwing
2
欧米に遅れること数十年、ようやく始まったエネルギー市場の全面自由化。価格競争→サービス事業の拡大→イノベーションという流れ。日本は各事業者がこぞって似たようなサービスを展開し始めた。ここまでは日本企業がある程度得意とする分野だが、結局は過当競争で、なんだかんだで体力がモノをいう世界。脅威は日本が大きく立ち遅れているデジタル分野で、イノベーションが勝敗を決める世界のキモとなる。海外から見て日本市場の魅力次第ではあるが、海外企業が参入してきたら、日本企業は勝てない。既得権益維持の方向では、シュリンクするのみ。2018/05/07
あれっさんどろ
0
日本においては、エネルギー需要の減少、電力システム改革の推進、天然ガス価格の低推移、VREの導入拡大が起きるので特に配電業者に、さらなる調整力の必要とデススパイラルへの恐れが生じる、その解決の鍵がDRで特に小売業者はでデジタル化を活用した一層のコストダウンとVPPの立ち上がりを活用した新しいビジネスモデルの開拓が必要だ。そのためには従来の電機業界にないスピードでノウハウのある海外のスタートアップや、パートなリングを活用しながら事業立ち上げが必要だ。(われわれはそのお手伝いをします)2019/08/18
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- 和書
- サ・マルシュ?