出版社内容情報
上司VS部下、企業VS消費者・マスコミ、学校VS保護者。どこにでもある、伝えづらい、でも放っておけない不都合な事実の伝え方。
内容説明
しばしば、どんなに正確な言葉を使っても、話し手、または聞き手にとって都合の悪いこと―不都合な事実―は、誤解や偏見、相手との知識差など様々な壁に阻まれて、こちらが伝えたいようには伝わりません。相手に伝わるように伝えるためには、言葉の力だけに頼る方法は限界があるからです。
目次
1章 なぜ「やばいこと」を伝えるのは難しく、トラブるのか?(不都合な事実はたいていうまく伝わらない!;伝えづらいのは「リスク」の正体がつかみづらいから ほか)
2章 なぜあなたの言葉は伝わらないのか?(「相手は自分と違う人」という地点からスタートする;言葉よりもイメージと感情が先に伝わる頭の仕組み ほか)
3章 伝え方の基本とコツ(3つのプロセスで伝える;準備 まずは相手の話を聴く ほか)
4章 「やばいこと」を共有する場と空気をつくる(集団のコミュニケーションとはどんなもの?;空気をデザインする ほか)
著者等紹介
西澤真理子[ニシザワマリコ]
上智大学外国語学部ドイツ語学科卒。銀行、製品安全コンサルタントを経て、英ランカスター大学環境政策修士号、インペリアルカレッジ・ロンドンにて博士号を取得(PhD in Risk Policy and Communication)。ドイツ学術交流会(DAAD)国費奨学生として、ドイツ・バーデンビュルテンブルク技術アセスメントセンター客員研究員。フンボルト財団ドイツ政府国費研究員、シュトゥットガルト大学環境技術社会学科プロジェクトリーダーなど、10年のイギリスとドイツでの研究生活を経て2006年帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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