出版社内容情報
大和田俊之[オオワダトシユキ]
磯部涼[イソベリョウ]
吉田雅史[ヨシダマサシ]
内容説明
アメリカ事情に精通する大和田俊之、長年ラップの現場に身を置いてきた磯部涼、批評家とラッパー/ビートメイカーを往復する吉田雅史。三人の識者によるラップ・ミュージック概論。
目次
第1章 ラップはいまを映しているか(ラップの定義について;ヒップホップ史の書き換え;BLMのアンセム「Alright」 ほか)
第2章 USラップが映してきたもの(政治性を求めるのは誰か;『ストレイト・アウタ・コンプトン』の歴史操作;KRS・ワンのヒップホップ道 ほか)
第3章 日本にラップが根づくまで(オーセンティシティとオリジナリティ;佐々木士郎(宇多丸)の危惧
ハードコア・ラップが右傾化した理由 ほか)
著者等紹介
大和田俊之[オオワダトシユキ]
1970年生まれ。専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究。慶應義塾大学法学部教授。博士(文学)。著書に『アメリカ音楽史―ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社、第33回サントリー学芸賞)など
磯部涼[イソベリョウ]
1978年生まれ。主に日本のマイナー音楽と社会の関わりについて執筆
吉田雅史[ヨシダマサシ]
1975年生まれ。“ゲンロン佐々木敦批評再生塾”初代総代。批評家/ビートメイカー/ラッパー。『ele‐king』や『ユリイカ』誌などで音楽批評中心に活動。MA$A$HI名義でMeisoのアルバム『轆轤』をプロデュース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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