出版社内容情報
ヒラリー対トランプの大激戦で注目された１６年米大統領選挙。新大統領誕生で日米関係はどう変わるか？現地記者が総力を挙げて取材！
内容説明
「アメリカ・ファースト（米国第一）」が政治信条―。政治経験、軍歴一切なし、異端の大統領の下で米国はどこに向かうのか？日本にどんな影響を及ぼすのか？この男から、世界中が目を離せない！
目次
第１章 トランプショック“異端の大統領”誕生と世界への波紋（白人中間層の反乱、変化求め「賭け」；「米国第一」熱狂トランプ旋風 ほか）
第２章 識者座談会「トランプ勝利と米国の未来」（労働者が不満の声を上げた；クリントン氏の敗因は経験と実績 ほか）
第３章 ドナルド・トランプの実像 ファミリーで政権入り？（怒りが行動の原点；軍隊式、したたかさ学ぶ ほか）
第４章 どうなる！？日米関係 政治・外交、安全保障、経済・株価（日米同盟の逆境期―「尖閣防衛」はトランプ対日外交の試金石；日米同盟―安倍首相は米国民の誤解を解消せよ ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白いカラス
2
トランプ発言に右往左往する日本。トランプ氏の真意は何か。ゆっくりと今後の発言に注視してゆく必要がある。この著書ではまだ真意がはっきりせず、大まかな予測という感じでした。2017/02/14
りうかん
1
トランプ大統領によって日本がどのように影響を受けるのか、またトランプ大統領は今後日本にどう対応するのかを色々な識者が意見を述べている。立場が変われば視点も変わり、希望的観測から悲観的な意見と様々で興味深い。面白いとおもったのは、今後トランプ大統領が国民の支持を失った場合、それを挽回しようとして他国の責任を転嫁して不満をそらそうとするだろうという予想でした。十分あり得る話ですよね。2017/06/01
葉
0
今、1ドル=114円まで円安になって輸出が回復しつつあるが、来年は不透明だと知り合いの社長はみんな言う。東西ではトランプ氏は人気がなかった。ツイッターを使った選挙戦略が功を奏したという。中国の対米輸出は鈍化しており、輸入は減っている。トランプ氏の愛読書が聖書で趣味がゴルフということは知らなかった。結局アメリカ頼りの日本の批判につながっていた。2016/12/10
