貧困クライシス―国民総「最底辺」社会

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貧困クライシス―国民総「最底辺」社会

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  • サイズ B40判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784620324067
  • NDC分類 368.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報



藤田孝典[フジタタカノリ]

内容説明

貧困には「絶対的貧困」と「相対的貧困」がある。肉体・生命維持で精一杯の極限状況を「絶対的貧困」と呼ぶ。日本では、健康で文化的、そして人間らしい生活ができないような状況、いわゆる「相対的貧困」が全世代で広がり続けているのだ。

目次

第1章 若者の貧困(支援を訴えたら「お前は貧乏じゃない」とバッシングされた女子高生;絶対的貧困と相対的貧困 ほか)
第2章 中年の貧困(健康ポリスが魔女狩りする。人工透析患者は“自己責任”;健康格差は日本の時限爆弾 ほか)
第3章 女性の貧困(高度成長期からずっと女性は「貧困」だった;事例1 両親ネグレクトのもとで育った17歳、勤労女子高生の未来 ほか)
第4章 老人の貧困(事例1 公園に置き去りにされた認知症の男性、「山田太郎」と名づけられ施設へ;老人ポストの衝撃 ほか)
第5章 貧困ニッポンを生きる―社会と個人ができる最善策(知るだけでも安心できる 知識編;今、変わらないと問題は解決しない 意識改革編)

著者等紹介

藤田孝典[フジタタカノリ]
1982年生まれ。NPO法人ほっとプラス代表理事。社会福祉士。ルーテル学院大学大学院総合人間学研究科博士前期課程修了。首都圏で生活困窮者支援を行うソーシャルワーカー。生活保護や生活困窮者支援の在り方に関する活動と提言を行う。聖学院大学客員准教授(公的扶助論)。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。厚生労働省社会保障審議会特別部会委員(2013年度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

82
若者、中年、女性、老人それぞれに貧困がはびこっている。その貧困について事例とともに実態を書いている。高度成長期、自分の夢や目標を叶えるために辛抱して頑張ればなんとかなるとは言えないまでも近づくことはできたのではないかと思う。それが頑張るだけではどうにもならない社会になっている日本。一部の富裕層と明らかに対局にある貧困層がはっきり別れてきている。貧困ニッポンを生きるという第5章は知るだけでも安心できる知識編が載っておりこれは様々な社会保障制度があることを知ることが出来た。図書館本2018/04/02

おさむ

45
若者、中年、女性、高齢者。1億総中流社会が終わった日本の厳しい貧困の実像を鋭く炙り出している。暗〜い気持ちになるが、これがまぎれもない現実なのだろう。一方で日本の国家財政は破綻寸前でもある。なかなか解が見えてこないのが一番辛い。2017/08/04

ヒデミン@もも

43
大学の図書館。貧困に関する本は何冊も読んだ。『下流老人』の著者。基本的なことがよくわかる読みやすい新書。ただやはりモヤモヤとする自分がいる。このモヤモヤ、どうしたら解消できるかな。来月、大学で著者の講座があるらしい。2017/10/18

さきん

32
世代ごとの貧困を分析するという構成が良かった。6分の1が就学もままならない10代以下、奨学金という名の借金抱える20代。非正規、フリーターにあえぐ30代、40代。身の振り方を間違えるとどうしようもない50代。年金だけではやっていけない高齢者。所得の向上とお金では補えない人とのつながり、助け合い、を地道にやっていくしかないなと読んで感じた。2017/06/04

団塊シニア

24
若者、中年、女性、老人とそれぞれの貧困について書かれてる、作者の文章は非常にわかりやすく特に老人の貧困については高齢者として興味深く読んだ。2018/12/27

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