出版社内容情報
「無症状ならがんは放置すべき」と主張する近藤誠医師と長年大学病院でがんの治療に当たる林和彦医師が、がん治療について激論する。
内容説明
抗がん剤は本当に寿命を延ばすのか?検診、手術、放射線、緩和ケア―。白熱の論戦!
目次
第1部 激突対論/近藤誠医師VS.林和彦医師(近藤医師と林医師―それぞれの「立ち位置」;がんは「手術すべき」か「放置すべき」か;抗がん剤は「有効」か「有害無益」か;「緩和ケア」に抗がん剤は必要か;がん検診は「受けるべき」か「避けるべき」か)
第2部 個別インタビュー/それぞれの言い分(近藤誠医師への個別インタビュー;林和彦医師への個別インタビュー)
著者等紹介
近藤誠[コンドウマコト]
1948年、東京都生まれ。73年、慶應義塾大学医学部を卒業し、同医学部放射線科に入局。76年、同放射線科助手。79年~80年、米国留学。83年より同放射線科講師。2014年、定年退職。12年、「乳房温存療法のパイオニアとして、抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療における先駆的な意見を、一般人にもわかりやすく発表し、啓蒙を続けてきた功績」によって「第60回菊池寛賞」受賞。13年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を設立
林和彦[ハヤシカズヒコ]
1961年、東京都生まれ。医学博士。86年、千葉大学医学部を卒業し、東京女子医科大学消化器外科に入局。94年、米国南カルフォルニア大学留学、2010年、同大学化学療法・緩和ケア科教授、14年、同大学がんセンター長、現在に至る。96年、American Society of Clinical Oncology(ASCO)Merit Award受賞。日本外科学会認定登録医、日本消化器外科学会認定医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本臨床腫瘍学会指導医、がん薬物療法専門医、日本緩和医療学会暫定指導医、日本がん治療認定医機構暫定教育医・認定医など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
ペカソ・チャルマンチャイ
陽子
a