出版社内容情報
あの人はおじさんか?おばさんか?定年夫婦や中高年の生態に詳しい著者による、妻の本音、夫の本音、全開の爆笑エッセイ!
内容説明
妻の本音、夫の本音がたっぷり詰まった爆笑エッセイ。性別も加齢臭も気にせず、円熟味には欠けるが人間味豊かな今どきの高齢者たちの日々。「サンデー毎日」人気連載「加齢なる日々」書籍化第2弾!
目次
1 心も体もゆーるゆる(おすどり夫婦;爺が泣く;直球勝負;生まれ変わっても;帰らない娘たち ほか)
2 男も女もご用心(せんたく問題;お爺さん、ご用心;しみじみ晩ご飯;支える;老夫婦の夏 ほか)
著者等紹介
小川有里[オガワユリ]
1946年高知県生まれ。エッセイスト。女性、夫婦、家族、育児、介護、社会現象をテーマに新聞、雑誌などに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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モルク
99
あ~あおもしろかった!シニア夫婦、おじさんおばさんあるある。後ろから見てもおじさんかおばさんか判断できず前から見てもわからない。声を聞いて初めておばさんとわかるというおばさんのおじさん化(最近は声を聞いてもわからないことが多いけど)誕生日に好きなものを買えとお金を渡されて憤慨する妻。わが家はプレゼントもしっかり家のカードで引き落とし。少ない小遣いの中から花一輪の方が嬉しいのに…だんだんふてぶてしくなっていくおばさんと小さくなっていくおじさん。確かに!2024/04/27
mike
74
シニア世代のおじさんとおばさんの話。あ〜あるあると笑いながら読んだ。誕生日に旦那から好きな物を買えとお金を渡され憤慨した著者の話。それ、すごく分かるよ。花1輪でもケーキの1つでもいいのよ。「おめでとう」の言葉と共に貰えれば、私はそれで嬉しい。もう一つ共感したのは孤独死という言葉への違和感。一人で暮らしていれば一人で逝く事はある。友だちが多くたって毎日充実していたって。それを独りぼっちの寂しい人生の様に片付けないでほしいというのはよく分かるな。2024/04/05
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
46
笑ながら読みました。『生まれ変わったらまた今の夫や妻とまた結婚したいか』の質問に、ほとんどの妻は「新しい人がいいから絶対いや」で、夫は「したくないし独身でいたい」というのが、現在の男女の生き様を反映しているようで面白かったです。おじさんは耐え忍ぶ、おばさんは思ったように生きている感じで、その方が夫婦は上手くいくような気がします。実際うちもそうかも(笑)。おじさんには耳が痛く、おばさんには共感できる1冊だと思います。2022/05/19
keith
33
おじさん、おばさんの本音を書いたショートエッセイ。ただ、内容的にはおじさん、おばさんというより、おじいさん、おばあさんという方が正しいかな。2015/11/01
ごへいもち
22
読友さんご紹介。気楽に楽しんだ2018/04/23