「平和のプロ」日本は「戦争のプロ」ベトナムに学べ

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「平和のプロ」日本は「戦争のプロ」ベトナムに学べ

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  • サイズ B6判/ページ数 183p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620322889
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

内容説明

有事における対中外交の知恵、日本との交流史から、「ASEANの窓口」としてのビジネスの可能性まで―随一のベトナム通が提言!中国・米国に勝った小国の知略!

目次

第1章 ベトナムで学んだこと(ベトナムにどんなイメージを持っている?;歴史から学ぶベトナム人;ベトナム側から見た竹島問題 ほか)
第2章 ベトナムから見た日本人(清潔な水と美しい街並み;安全・安心な日本;サービス力、メンテナンス力に優れた日本人 ほか)
第3章 ベトナムに生きている日本(ベトナムの気候と風土;実学主義;道徳も日本から学ぶ ほか)
第4章 ベトナムの課題(平和のインフラがないべとnamu ;自分本位な場と名無人;賄賂の風習 ほか)
第5章 日本人が気づかない日本の魅力(平和国家・日本;かな文字の素晴らしさ;伊勢神宮の式年遷宮に込められた日本の考え方 ほか)
第6章 日本とベトナムの未来(日本の人材供給源としてのベトナム;日本農業のASEAN進出の窓口としてのベトナム;日本の奇病文化の伝達 ほか)
第7章 ベトナムは日本のASEAN進出の窓口(世界で進むリージョナル化;ASEAN共同体の設立;沖縄に「ニタイカナイ特区」を ほか)
第8章 ベトナムの歴史を知ろう(紀元前五〇〇年ごろ~紀元後九三八年;福建省に残っていた『大越史記』;七十年から百年に一度は中国に攻められた ほか)

著者等紹介

大武健一郎[オオタケケンイチロウ]
1946年生まれ。ベトナム簿記普及推進協議会(ABPV)理事長。東京大学経済学部卒、大蔵省入省、主税局長などを経て、国税庁長官を務めた後、2005年に退職。以後、ベトナム等の簿記普及活動のボランティアに携わり、現在はABPV理事長の他、関西大学及びビジネス・ブレークスルー大学大学院客員教授。中央財経大学(北京)名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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スー

22
136どちらかと言うとベトナムは戦争の終わらせ方のプロ日本は素人だと思う。ベトナムは長い間、中国と戦争した歴史があるので歴史は勝者が書き換えるという事をわかっているので勝ち戦の時点でさっさと頭を下げ戦争を終わらし勝ったと主張できる状態にする。日本は終わらせ方が下手でズルズルと先延ばしじり貧に陥ってしまう、なるほどですね。後はベトナムの簡単な歴史に触れていて日本とベトナムは似ているので中国朝鮮はほっといてベトナムを窓口にASEANと関係強化を行い共に発展しようという内容でした。これからは東南アジアですね2020/10/04

北白川にゃんこ

4
ベトナム!印象は悪くないんだよな。戦争の中で弱小国ながらも上手く立ち回っている印象はある。宇宙戦国時代に備えて見習わねばならぬところは多い。特に中華との付き合い方か。2019/07/20

Coochie Bill Game

3
No16 戦争に負けた日本には歴史を作る権利はない 。歴史は戦争に勝った者が作るんだ 。No20名前だけでも勝ったという形をとらないと 、全てベトナムが悪かったことにされてしまうからだ 。No21アメリカとの戦いだって本当は負けたのだ 。ベトナム側の死者行方不明者は百五十万人 、アメリカ側の死者は五万五千人だ 。どっちが勝ったかは明らかだ 。でも 、負けたと言わないで戦っている間に 、アメリカ国内に反戦運動が起こって戦争が終わった 。『勝った 』という名をとった 2019/02/24

Minoru Takeuchi

2
ファンボイ=チャウ? 初めて知りました。日露戦争後ベトナムから日本行きて大隈重信に「武器をくれフランスから独立したい」と交渉した。ベトナムの歴史にも興味出てきました。歴史的に中国周辺国でタイと日本だけかな中国に占領されていないのは。 2015/04/21

ゆきまさくん

1
この本は、さる方からお勧めいただいたものだが、新たなベトナム観に触れることができる。 アジアといえば、中国や韓国ばかりに目がいきがちだが、ベトナムは道徳観や勤勉さは日本に似ており、また人材育成にも熱心で、日本人の知らない日本をこの国は知っていることなど、近くて遠い国々ASEANを知る一助になると思う。2015/04/19

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