内容説明
サリーを洗える全自動洗濯機(インド)、聖地メッカの方角を指し示す腕時計(中東)…日本企業が世界の暮らしに合わせて開発した商品の数々。柔軟な発想と“おもてなしの心”で、新たな市場を切り開いた成功例を満載!
目次
生活家電(インド サリーを洗える全自動洗濯機―パナソニック;ブラジル ビールがすぐ冷える冷蔵庫―パナソニック ほか)
娯楽家電・精密機器(インドネシア イスラムの礼拝時間を知らせるテレビ―東芝;インド コンマを2桁ごとに表示する電卓―カシオ計算機 ほか)
食品・飲料・調味料・酒類(中国 強い火力の調理に適したカレールー―ハウス食品;インドネシア 子どもの心とらえたカルピコ・ミニ―カルピス ほか)
生活雑貨・化粧品・衣料(中国 プーアル茶を世界一おいしくいれる南部鉄瓶―及源鋳造;バングラデシュ 安全でおいしい雨水をためるタンク―天水研究所 ほか)
玩具・乗り物・その他(台湾 現地新幹線を製品化、プラレール快走―タカラトミー;インド 若い女性向けスクーター―ヤマハ発動機 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
13
☆☆☆★ 身近にあるものでもところ変われば売り方も変わる。少々高くても、ニーズを掘り起こせば商品は売れる。表面から冷水が出る冷蔵庫は魅力。ミツバチ入りリポビタンDも飲んでみたい。2015/02/23
ナユタ
7
恥ずかしながら、電化製品(特に白物家電)は、基本的にどこの国でも同じものが売られているものだと思っていた。国ごとのニーズを拾い上げることによって、ヒットにつながるんだ! ということを実感できる本だった。インドで数字にカンマを打つ位置が違うとか、知らなかったもん。2015/01/06
ヒラP@ehon.gohon
2
国内で地域性のある商品は知っていましたが、これだけ海外仕様の商品が有ることに驚きました。日本のオリジナリティーを完全に逸脱している物もあって、日本の企業を連想出来ない商品もあってあなどれないのですが、アウェイに食い込んでいく寒霞渓を勉強しました。2015/04/09
無添
2
販売する国に適した商品を開発販売しヒットした商品達の紹介2014/12/27
togi
2
日本が特殊で、世界が標準ですね。しかも、各国の文化に適した商品・サービスがヒットのためのヒントなのですね。2014/12/22