内容説明
残念ながら世界遺産に落選した鎌倉。が、鎌倉に住む土着民に愛される店、場所はあちこちにある。注目の最新スポットとやらも次々にできるが、私たちが子供のころからそこにある店を中心に、勝手に地元遺産を選んでみた。
目次
街角にある地元遺産(暑さ寒さにつけての清水湯;菊一の研ぎ ほか)
振り向けば花の地元遺産(佛行寺のつつじ;別願寺の藤 ほか)
こころを洗う地元遺産(十王岩から見る若宮大路;祇園山の見晴台 ほか)
夜の鎌倉地元遺産(企久太の酒と肴;おおはまが運んだ阿佐ヶ谷の空気 ほか)
秘密の行事の地元遺産(散歩の途中でのぞく流鏑馬;黄金やぐらの源氏蛍 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バーベナ
6
行ってみたいなと思う場所もあるけれど、地元の方の縄張りを荒らしちゃいけないわ。と思った。代わりにいま自分が住んでいる場所の、地元遺産を勝手に認定していきたくなった。足元を大切にしようと思わせてくれる本。2016/12/07
tomatobook
4
有料本屋.六本木〝文喫〟にて読了。年1で鎌倉には必ず行く。地元民目線の愛着のある場所を紹介している。ツバキ文具店で知った材木座のらくご会プチは行ってみたいな。他にもおいしいもの屋をいくつかBM。すでに閉店の店もあり残念。2019/03/08
suchmo
1
なかなか面白い集め方だった2019/04/06
sazen
0
★★★生まれ育った地元の紹介だったので、大体知っているところだった。でも、意外に細かい部分を知らなかったり、新しいお店の話があったり、楽しめた。地元って、離れてみて初めて良さが分かるもんだ。しかし、この排他的な情報の提供のしかた、いかにも鎌倉の住民性をよく表している。「まぁこんだけ有名な土地だし、わかるでしょ!?」的な。あるいは「地元民しか、わかんないよね〜(笑)」的な。2015/11/10
ありあり
0
うんうん。とうなづきながら。2015/07/15